日 時 平成27年6月28日(日) 12:00~
会 場 日本心霊科学会館 2階
総合司会 実行委員長 井口 博貴(協会常務理事)
◇12:00~ 開会の辞 理 事 長 大谷 宗司
(1)12:10~12:35 心霊科学が齎す心の原理
-人間の構成要素とその機能- 前 川 敏 文
発表概要
心霊科学研究(スピリチュアリズム)における意識(魂)といわれている意識的存在の核心部は此れまで人間にとって如何なる理解と認識をもたらしてきたのか、人間それ自身の存在意義に関わる根源的な命題を考察研究したものです。
(2)12:40~13:05 虐待を受ける子供に応える児童養護施設
職員のスピリチュアリティ 安 藤 由 紀
発表概要
子どもの虐待相談件数は、現在平成11年の5.7倍である。本研究は虐待を受けた子どもが「私はどうして生まれてきたの」という問いかけに応える児童養護施設職員のスピリチュアリティについて検討した。
(3)13:10~13:35 白光真宏会・五井昌久とスピリチュアリズム 吉 田 尚 文
発表概要
戦後まもなく、五井昌久は岡田茂吉や谷口雅春らから「心霊」の知識を学び、日本心霊科学協会等とも接点を有した。五井とスピリチュアリズムとの関わりを明らかにする。
休憩 15分
(4)13:50~14:15 心霊研究の二つの型について
-操作証明型と出会い納得型ー 實 川 幹 朗
発表概要
心霊研究の目指すべき方向を示す。自然科学と似た方法で霊魂の実在証明をもとめる「操作証明型」を批判し、意識水準の多様性を生かした「出会い納得型」を探る。
(5)14:20~14:45 終活のすすめ
-協会は大挙して霊界へ向かう世代に何が出来るかー 綿 貫 理 明
発表概要
高齢者の間では、人生の幕を閉じるための終活という行為が大きな社会現象となっている。終活ビジネスが繁盛するのは結構なことであるが、果たして十分に霊的な配慮がなされているかは疑問である。 心霊研究において人の死は、この世での修行を卒業し、霊界での新たな修行の始まりと考える。当協会の設立の趣意と、協会70年の歴 史の中で主要な成果である吉田綾霊談集に照らし合わせ、終活につ いて考察する。また終活の一環として、お墓を閉じて永代供養墓に移した体験も報告する。 70年の歴史を持つ公益財団法人として、本協会が社会へどのような 貢献ができるか考え、議論していただきたい。
(6)14:45~15:15 総 合 質 問 司 会 理 事 瀬尾 育弐
休憩 15分
(7)15:00~ 審 査
15:30~ 表 彰 理 事 長 大谷 宗司
15:40~ 講 評 理 事 綿貫 理明
16:00~ 閉会の辞 実行委員長 井口 博貴
◎受講料(抄録代を含む) 2‚000
◎懇親会会費 1‚500円
【1】受講のお申込みはできるだけ事前にお願い致します。
【2】懇親会の参加は代金を添えて6月23日までにお申し込み下さい。
問い合わせ先:協会事務局 電話 03-3362-7111
前 川 敏 文 心霊研究家 協会会員
安 藤 由 紀 日本大学大学院 現代心理学修士 協会会員
吉 田 尚 文 国学院大学大学院博士課程後期(神道学、宗教学専攻)協会会員
實 川 幹 朗 姫路独協大学法学部教授
綿 貫 理 明 専修大学教授 協会理事
主査 井 口 博 貴 第14回研究発表会実行委員長、協会常務理事 (環境学)
副査 大 谷 宗 司 防衛大学校名誉教授 協会理事長 (超心理学)
副査 岡 村 庄 造 日本石仏協会理事 協会理事
副査 半 田 栄 一 ホロス研究所主宰 協会理事 (倫理学)
副査 綿 貫 理 明 専修大学教授 協会理事 (情報工学)