吉田綾霊談集(19)

吉田綾霊談集

人は自分の子に対しては、自分を犠牲にしてもわが子を守り、幸福への道へと慈しみの目を向け、休む事無く心を砕き守り導きます。


これと同様守護霊も亦、自分自身の分け御霊であるその魂の子を、幸福な生活にする必要な一切のものを与えようと、常に心を向けて居られます。この御祖に心の焦点を合わすのが精神統一であります。


それでともすれば物質欲の虜にされ易いのが人間でありますので、ここで統一されている間は一切合切の自分を投げ出し、スッパダカの自分になって御祖との交流をはかる事によって、心の垢そして先祖から流れて来ている悪因の業を除霊され、清々しく意気躍動して一切を受け入れ、そしてそれを善処する力を強めて皆様は帰られます。

そして来られたときと帰られる時とは、その顔その雰囲気が別人の様に感じられるのは、あながち私のみでは無いと思います。
(上巻123頁、昭和43年、Copyright © 2004 公益財団法人日本心霊科学協会)

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